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2022年12月13日更新
2019年7月に発売されたタントには、どんな欠点、長所があるのでしょうか。
タント
ここでは、タントの欠点、長所、評判を中心に紹介します。
タントを買って後悔しないための参考にしてもらえればと思います。
タントの欠点、デメリット、後悔しやすい点
タントの欠点その1:パワー不足、加速が遅い
タントのNAエンジンモデルは、パワー不足、加速が悪いという声が多くあがっています。
これはタントに限ったことではありませんが、スーパーハイトワゴンのNAエンジンモデルは、パワー不足感は否定できません。
スーパーハイトワゴンの中では、N-BOXが一番パワーがあります。
また、エンジンパワーはそれほどではありませんが、スペーシアは軽いので、まだマシです。
NAエンジンで少しでもパワー不足感を感じない車を求めるなら、N-BOXか、スペーシアを選んだ方が良いです。
もっと言うなら、普通車や、軽自動車でももっと小さく軽量な車種から乗り換えるなら、ターボモデルにすることをおすすめします。
参考までに、タントの加速動画です。
こちらはターボの方です。
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タントの欠点その2:運転席、ステアリングの高さ調整ができない
タントは、オプションをつけないと運転席の高さ、ステアリングの高さ調整ができません。
運転席、ステアリングの高さ調整をするためには、「コンフォータブルパック」か「スマートクルーズパック」というオプションを追加する必要があります。
コンフォータブルパックは38,500円
スマートクルーズパックは60,600円です。
営業マンの友人に聞いてみましたが、ほとんどの方がつけているということでした。
タントは、車両価格は安いのですが、こういった、ほぼ必須ともいえる機能がオプションになっているので、注意が必要です。
ちなみに、Lグレードにはこれらのオプションは設定されていないので、運転席、ステアリングの高さ調整はできません。
また、テレスコピックという、ステアリングを前後に調整する機能はオプションでも設定されていません。
<追記>
Lグレードを除き、運転席シートリフターとチルトステアリングが標準装備となりました。
よほど不満の声が多かったのでしょう。改善されています。
タントの欠点その3:助手席側のスライドドアが重い
タントのLグレードは、助手席側のスライドドアが手動で、重い。という声が多くあがっています。
タントは、ミラクルオープンドアを実現するために、助手席側の柱がスライドドアの中に組み込まれています。
ですから、スライドドアが物理的に重いんです。
力に自信のない女性の方は、パワースライドドアになるXグレード以上か、Lグレードでも助手席イージークローズドア機能をオプションでつけることをおすすめします。
営業マンの友人に聞いたところ、「展示車や試乗車で試す時は、重い荷物を持っているわけではないので別に開け閉めできるじゃん。」と思った方でも、重い荷物を持っていたり、子供を連れていたり、イレギュラーな事があるとドアが半ドアになったりすることもあるようで、「イージークローズドアをつけておけばよかった。」と言っていたお客さんもいるようです。
タントの欠点その4:助手席のシートベルトの位置が悪い
タントのシートベルトは、助手席の背もたれの横から出てきているので、体型によっては肩や首が痛い。と感じる方もいます。
シートベルトの位置が普通の車とは違うこと、また、高さ調整ができないことなどから、違和感を感じる方も多いようです。
助手席に乗る家族も一緒に試乗することをおすすめします。
中には、シートベルトが肩から出ていない。という理由で警察に止められてしまった人もいるようです。
(これは警察が悪いですけどね)
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タントの長所、メリット
次に、タントの長所、メリット、良い評判を紹介します。
タントの長所その1:とにかく広い
タントの最大の長所は、とにかく広いという点です。
広さがタント(をはじめとしたスーパーハイトワゴン)の一番の特徴ですから、当然といえば当然ですね。
室内だけではなく、視界が広いので運転しやすい。という声も多くあがっています。
タントの長所その2:ミラクルオープンドアが便利
タントは、ミラクルオープンドアが便利。という声も多くあがっています。
ミラクルオープンドアとは、助手席側の柱(ピラー)がなく、助手席側の前後の扉を開けるととても広い開口部となる、タントの目玉です。
ベビーカーや、大きな荷物の積み下ろしには、ピラーがないタントが圧倒的に便利です。
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タントの長所その3:先進機能が充実している
タントには最新のスマートアシストが採用されており、先進機能がとても充実しています。
スマートアシスト
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・オートハイビーム
・アダプティブドライビングビーム
・標識認識機能
・誤発進抑制制御機能
・先行車発進お知らせ機能
・コーナーセンサー
スマートアシストプラス
・全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール
・レーンキープコントロール
・スマートパノラマパーキングアシスト
・パノラマモニター
・サイドビューランプ
他の車(N-BOXやルークス)にも似たような機能はあるのですが、タントは安くこういった機能をつけることができる。というのも特徴です。
タントの長所その4:価格が安め
タントは、他のスーパーハイトワゴンに比べて価格が安めであることも、多くの人に評価されています。
タントの価格は、138万円~です。
同じクラスの他社の車の価格をみてみると、
ルークスは146万円~
N-BOXは144万円~
スペーシアは、139万円~(スズキセーフティサポート装着車)です。
ただし、欠点の項目でも紹介したように、チルトステアリングやシートリフターがオプションとなっています。
そのため、標準の位置でちょうどいいという方は良いかもしれませんが、調整をしたい。という方はコンフォータブルパックが必須となってきます。
シートやステアリングの位置が合っていないと運転がめちゃくちゃ疲れるので、安く抑えたいからといって、自分の体に合っていないのにコンフォータブルパックをつけない。ということは絶対にしないことをおすすめします。
<追記>
前述したとおり、上記のチルトステアリング、シートリフターは、Lグレード以外では標準装備化されました。
ですから、よりお得感が増しています。
タントは、色で後悔する人もいる
タントは、色で後悔する人も比較的多い車です。
現行タントは、ノーマルはグリルが小さく、ボディと同色部分が多いです。一方のタントカスタムは、大きなブラックのフロントグリルが特徴的です。
そういった関係で、ノーマルとカスタムでは、同じ色でも見え方が結構違います。
タントの色については、こちらのページでランキングやリセールバリューを紹介しています。
タントの特徴まとめ
タントは、広い室内やミラクルオープンドアや充実した先進機能などが高く評価されています。
不満が多かったステアリングや運転席の高さ調整がオプションだった点は改善されていますし、スライドドアの重さに関しては、グレード、オプションを選ぶことで対応することができるため、とてもおすすめできる一台です。
購入後に後悔しないためにも、長所、欠点を理解した上で選びたいですね。
車を売ろうかな?と思ったら
車を売ろうかな?と思ったら、一括査定を使って複数の業者に査定してもらうことを、おすすめします。
今は、ネットで簡単に、無料で一括査定をしてもらうことができる時代です。
自分の車がいくらで売れるのか知っておくことは、とても大切です。
下取り価格よりも数十万円高い値段が提示された。という例も珍しくありません。
高く売れた分はグレードを上げたり、オプションをつけたりすることができます。
必ず売らないといけないわけではありませんから、一度使ってみてください。
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